ブランフェ Blancfée

札幌都心の隠れすぎサロン

今でしょ の人

流行りもだいぶ落ち着いた感じですが、林先生よく出てますね。

あんまり最初は好きではなかったんですが、

いろいろテレビを見ていると、案外いい人だなーと思ってきました。

ちょっと理屈っぽそうだけど、先生として本当に魅力がありますね。
この間、プチ授業をテレビで見たんですが
「読書の楽しさを伝える」というテーマですごくおもしろかったです。
ご自身が本が大好きだから語れることだと思いますが、
活字嫌いな私でも、読みたい気にさせてくれました。

本は作家の写真で選ぶ。
モテそうな作家の小説は、モテ男の気持ちがよく書かれていて
そうじゃない人はそうじゃない気持ちがよく書かれている。

本というのは作家そのものなんですね。
どんなに想像力があっても、人は経験したことしかわからない。
たくさんの人が同じような経験をしたとしても
その経験によって生まれる感情は人によって違う。
 
人の気持ちなんて絶対に完璧にわかることはできないけど
その人の書いたものを読むことで 
少しだけ他人の気持ちに寄り添うことができたり
他人の心の動きをなぞることが出来てしまう。

まるきりその人自身なわけではないし、脚色された部分が
ほとんどなのかもしれないけれど、そこにさえその人の
癖みたいなものが必ずでると思うので、
やっぱり あくまでもその人にしか書けないものなんです。 

そういう授業じゃなかったんですが、
そんな風に考えさせられてしまうような内容でした。
あの先生だったら 国語や文学が楽しくなるかもしれません^^